今の軽自動車の値段が高いーもはや低所得者向けではない
今の軽自動車は余裕で値段が100万円を超えている。かつて軽自動車といえば、すべてコミコミで100万以内で買える安いクルマという位置づけであった。
今新車で買おうとすると、本体価格の売り出しが110万円前後という車種が主流。グレードを少し上げようとすると、簡単に150万円を超える。
値段的には1000㏄の小型普通車と同じくらい。軽自動車だからといって安いものではまったくない。
ちょっと前まで軽自動車といえば、値段が安くて財布のひもにはとてもやさしかった。低所得者でも新車を買えた。
その一方で、「ダサい」、「貧乏」といったイメージが強かった。デザインもそれ相応のものだったのも否定できない。
今の軽自動車はそうではない。カッコよさやかわいさを重視したデザインとなっている車種が多い。SUVタイプの軽自動車も多く登場してきた。
軽自動車を選ぶデメリットは非力さくらいしかない。エンジンそのものは昔と変わらず660ccのため、どうしてもパワーアップがしにくい。
それ以外の点では大幅に進化している。それに反比例してお手ごろ感が消えてしまった。